本間宗久

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足取りの形は古きが如くにして新しき所あり、新しきが如くにして古き所あり。
要は古きが内に新しき心を含んで勘考あるべし。(相場格言第184条

相場の高下を察して失敗を来たすは畢竟、我が心をさしはさむに因る。(相場格言第157条

心に叶はざる相場の時は休むべし。(相場格言第91条

相場持合の時、うっかり慰みに商ひ仕掛けることあり。
甚だ宜しからず、慎むべきなり。(相場格言第90条

商ひ致す節、何程の金高に売買致すべきと分限に応じ相定め申すべき事なり。
最初心掛けし金高に積もり都合調ひ候はば、動かずしっかりと上げを待つべし。
その節思ひ入れの外上がる時は慾に迷ひ勝に乗じ高値の処にて分限不相応の金高買ひ重ねる故、手違ひになる者なり。(相場格言第89条

少しにても心もとなきとあらば幾日も見合わせ図に当たる頃仕掛くべし。
時々気を転じ候ては利を得ることならざるなり。(相場格言第88条

一日の相場を考へ商ひ致すは宜しからず。
狂ひ高下に拘はらず立場を極むべし。(相場格言第87条

年中商ひ手の内にある時は利運遠し。
折々仕舞ひ候て休み見合わせ申すべき事第一なり。(相場格言第86条

商ひ進み急ぐべからず。
売り買ひ共に思ひ入れ進み候時は今日より外、商場なき様に思ふ者なれども、是れ巧者なき故なり。
幾月も見合わせ通ひを考へたしかなる処にて仕掛けべきなり。(相場格言第85条

底値段を見極め買ひ出だす時は、その間の高下に迷ふことなく立派を極め百俵上げ前迄、片買と心得べし。(相場格言第84条

上げ詰めて下げ、下げ詰めて上がるは陰陽の道理なり。(相場格言第83条

人の商ひを羨ましく思ふべからず。
但し羨ましく思ふ時は、その時の相場の位を弁へず、唯だ羨ましく思ふ心ばかりにてする故、手違ひになるなり。(相場格言第80条

天井を買はず、底を売らず、但だ第一の心得なり。
慾を離れ思ひ入れを立つべし。(相場格言第79条

付き出し大切なり、幾月も見合わせ底を見極める事第一なり。
商ひ仕当たる時は見切り大切なり、商ひ仕舞ひ四五十日休む事肝要なり。(相場格言第78条

米弱みに見へしきりに売気進み立ち候節、三日待ち気を転じ買方に付くべし。
是非上ぐべしと買気進み立ち候節、是れ又た気を転じ売るべし。
我れ強気の節は人も強気を思ふべし、我れ弱気の節は人も弱気に片寄るなり。
上げ詰めは下げ、下げ詰めは上がるは陰陽自然の道理なる故、考に及ばざるなり。(相場格言第77条

此の米是非是非上がるべし、今日中に買ふべしと進み立ち候節、二日待つべし。
是非是非下ぐべしと売り進む時は、是れ又た二日待つべし、是れ極意の秘伝なり。
総べて天井値段の時に成りては見計ひ第一なり。
天井値段出づる時は売るべしの心専一なり、底値段の節は買ふべしの心専一なり。
此の心掛け忘るべからず。(相場格言第76条

売り買ひ共ひと筋に立ち抜くべきなり。
共に心元なきとあらば幾月も相待ち、図に当たる時を考ふべし。(相場格言第75条

狂ひ高下構ひなく、立場を崩さず、しっかりとすべきなり。
安き処にて買ひ高き処にて売るべしと心掛けては宜しからず、上げと見込むときは全体を考え、片買と心得べし。(相場格言第74条

商ひを急ぎ是非共取る心にて致す故、違ふなり。
慾を離れ天井底を見定め、上げならば上げ、下げならば下げと、立場を極め三位の伝に引き合わせ、売りなり、買ひなり立抜くべし。(相場格言第73条

立場を極め売り買ひの内立ち抜くべし。(相場格言第72条

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