格言
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気の進むと気の急くのとは別なり、気の修まると気の滅入るとは別なり。
修まりて進むときは利ありと知るべし。(相場格言第52条)
気の落ち付かぬときの商いは、十度が十度ながら損なりと察すべし。(相場格言第51条)
気の長き人は日計りの商いすべからず、又た気の疾き人は長き思入れ売買は悪しし。
是れ其の器に反せる当然の理と知るべし。(相場格言第50条)
手合いに付くより、不手合いに向かえと云う、片付きたる了簡悪しし。
相場は我が一心さへ居らば売りても買ひても利あるものなり。(相場格言第49条)
一心転倒なく決断の心を以て、相場の趨向を計り、売買方針を定むべし。
決して他人の言に乗り目先に迷ふ等の事あるべからず。(相場格言第48条)
なるべく少数の兵を以て整然たる規律の下に周到なる方策を行ふは文明の戦争に処する術数なり。
統一なく方針なく各自まちまちの騒ぎを為すは、所謂、烏合の兵卒のみ。(相場格言第47条)
底入りの際は袖手傍観すべし。
再び天井の機運到来を待つか、然らば方針一転買ひ狙ふべし。
尤も高下の別るる処は最大問題なれば、凝視達観十二分の思慮を要す。(相場格言第46条)
際限なく低落する相場は底入る際、各地も同様の歩調を示し、気勢殊に軟弱なるものなり。
既に底極まらんとする程の理合ありて低落するものなればなり。(相場格言第45条)
売り買い両者共、果断を以て乗じ難き処を目を塞ぎて乗ぜざるべからず。(相場格言第44条)
此の地安きは以て彼の地安きとなり、彼の地の暴落はひいて此の地の暴落となり、各市場相ひ呼応急転直下の凄まじき崩れを演じたる時は、底極まらんとするの際と知るべし。(相場格言第43条)
自然景気付き、じりじり立ち直る米値は侮り難く、伸び伸び遅鈍なりとて売るべからず。
当に寸退尺進の穏健たる歩調なればなり。(相場格言第42条)
晴雨風雲に惑ひ大體を失ふ勿れ。
たとえば好晴打ち続くとも底入り後の相場は買ふべく、天候如何に険悪なればとて既に天井を終れる場合は売るに躊躇すべからず。(相場格言第41条)
上げ相場は遅々たるに反し、下げ相場は極めて急なるものなれば、之を譬へて高きは石を山上に持ち運び、安きは山上より石を転がすが如しとせり。
自ら駆け引き進退を要す。(相場格言第40条)
強弱説を聞き、直ちに心機を変ずべからず。
人皆な強く唱はば好き売り場ありと知り、一般弱きに変ずれば買いの機会と思ふべし。(相場格言第39条)
上げ相場は特に往来の頻繁なるものなり。
尤も往来せばする程、益々強固なる相場とあるものなれば、往来によく意を注ぐべきなり。(相場格言第38条)
天井一日、底値百日、高値は永続せずして低落す。
久しく安値に彷徨すべきは既往に徹し明かなる処とせり。(相場格言第37条)
勇み立つときは二日待つべし。
急な商いに徳はなし、五分安く買ふて五分高く売れ。(相場格言第36条)
将に天井を打たん形勢を現はせる時は如何なる事情ありとも決して買ふべからず。
高下の分れは恐るべき一大事なれば、軽卒を戒むべし。(相場格言第35条)
相場は強く人気も強く我も亦た強き処は得て天井となるものなり。
くれぐれも道連れ多き方面を避くべし。(相場格言第34条)
買い方は八分の利あり。
全国都鄙を問わず、米は限りあれども金には限りなきものなればなり。(相場格言第33条)