ピーター・リンチに関連する相場格言

増配を続ける伝統を持った企業が、わずかな節約のためにその慣習をやめるかもしれないと公表したときは、要注意の警告だと考えてよい。（ピーター・リンチ）

以前より株価が安くなったからといって、その株を買う理由にはならないし、高くなったからといって売る理由もどこにもないのである。（ピーター・リンチ）

その店が気に入るということは、その店の株を好きになる可能性があるということである。（ピーター・リンチ）

ある町で売れるものは、たいていほかの町でも間違いなく満足いく販売成績を収められる。（ピーター・リンチ）

人間同様、企業が社名変更をする理由は次の二つに一つ。
結婚したか、世間に忘れてもらいたいような大失敗をしたときだ。（ピーター・リンチ）

投資家としての強みはウォール街のプロから得るものではなく、すでにあなたが持っているものの中にこそ見出される。
土地勘のある企業に投資することによって、あなたの強みは発揮され、プロをも打ち負かすことが可能となる。（ピーター・リンチ）

不均衡に着目することが株で利益を上げる秘訣である。
成功している企業を辛抱強く持ち続けることが、必ず良い結果に結びつく。（ピーター・リンチ）

何をどんな理由で保有しているのか知っていなければならない。
“大丈夫、この銘柄は上がる”式のアプローチはあてにならない。（ピーター・リンチ）

大穴は常にはずれるものである。（ピーター･リンチ）

株を買うということは子供を養うのと同じである。
世話を見ることができなくなるほど持ってはいけない。（ピーター・リンチ）

人気業界の人気企業は避けたほうがよい。
冷えきった成長性の乏しい業界でうまくやっている企業への投資は、往々にして良い投資結果に結びつく。（ピーター・リンチ）

小型企業への投資は、その企業が利益を出しはじめるまで控えたほうがよい。（ピーター・リンチ）

どの業界でも、どの地域でも、観察力が鋭ければ、アマチュアであってもプロが見つける以前に高成長企業を見出すことは可能である。（ピーター・リンチ）

株価の下落は、一月のコロラドに吹雪が吹き荒れるのと同じくらい頻繁に起こることである。
慌てふためいて逃げ出した投資家が残していった割安株を拾う絶好の機会である。（ピーター・リンチ）

株式投資で利益を上げるのに必要な知能程度は、誰もが持ち併せている。
ただ、誰もが胆がすわっているわけではない。
慌てふためいて何もかも売却してしまうような性格であるなら、株や株式投資信託は避けたほうがよい。（ピーター・リンチ）

心配の種はどこにでもある。
この世の終わりがくるという予言は株を売る理由にはならない。（ピーター・リンチ）

正確に金利、経済、株式市場を予測できる者はいない。
そのような予測は忘れ去って、投資した企業に何が起こっているのかに注意を払うべきである。（ピーター・リンチ）

１０社の調査を行えば見通しが明るくなっている企業が１社はあるものである。
５０社を調査すれば５社はそのような企業であろう。
株式市場にはいつでもウォール街が見過ごしている企業群がある。（ピーター・リンチ）

調査なしで投資することは、手札を見ないでポーカーするのと同じである。（ピーター・リンチ）

優良企業に投資しているのなら、時間はあなたの味方になる。（ピーター・リンチ）