格言
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年中商い手の内にある時は利運遠し。
折々手廻して休み、平静に相場の姿勢を観察するを要す。(相場格言第152条)
兵法の一に曰く度、二に曰く量、三に曰く数、四に曰く称。
地度を生じ、度量を生じ、数称を生じ、称勝を生ず。(相場格言第151条)
宜しく武士の戦陣に従事するの心得を以て掛け引き油断あるべからず。
失敗にも恐るる事なかれ。
静思、熟慮、おもむろに回復の手段を講ずべし。(相場格言第150条)
相場をなすには、欲と迷ひとを離るべし。(相場格言第149条)
眼に強変を見て心に強変の淵に沈む事なかれ、只だ心に売りを含むべし。
耳に弱変を聞きて心に弱変の淵に沈む事なかれ、唯だ心に買ひを含むべし。
強変を見聞き其の人に語る事なかれ、言へば人の心を迷はす。
これ三猿の秘訣なり。(相場格言第148条)
積もり方を約にして其の法立てを詳しくし、心を静め慮りを善くし、損を覚悟して行ふ時は成功の道遠からじ。(相場格言第147条)
投機をなす者は、十中の九人まで損して退き、唯だ一人のみ益して退く、而も其の一人も後九人のうちなり。(相場格言第146条)
米価の高下には規矩なきにあらず、又た有るにもあらず。
これを無極にして大極と云ふ。(相場格言第145条)
些少の利益に迷はざれ。
見込みを仕中つるには、大なる忍耐を要す。(相場格言第144条)
米段々下がるとき、色々弱の風聞出で、人気も揃い弱ければ、何程下がるも知れ難く、吾が考へも弱く思ふ節、是れ底なり。
此の時は、海中へ飛び入る心持ちにて疑気を生ぜず、極めて買ふべきなり。(相場格言第143条)
天井底を発見するは、紛糾せる糸筋を解かんとするが如し。
心あせればあせる程、天井底の端緒を発見すること難きなり。(相場格言第142条)
唯だ急くな、百俵上げて百俵は、下げたためしが多き事なり。(相場格言第141条)
下がる程、下がれば弱気の気も尽きて、上がる処が天性と知れ。(相場格言第140条)
上がるべき気の尽きぬれば、自づから下がる処が天性と知れ。(相場格言第139条)
相場の極点は、人気の一致せる時と処とにあり。(相場格言第138条)
相場高低の因となるものは、理と非との中間にある理外の理、是れなり。(相場格言第137条)
相場高低の原理は、空理にして端倪すべからず。(相場格言第136条)
万人尽く弱気となり、又た尽く強気となれる相場は、是れ陰中の陽にして、反動の時機近づける者なり。(相場格言第135条)
物は動極まって静に帰り、静極まって又た動く、米相場も之に同じ。(相場格言第134条)
高下の推測は、我が見込みによるべし。
何となれば我れ他人のために売買するにあらざればなり。(相場格言第133条)