ピーター・リンチ|価値ある資産を売ってしまうような注意深さ

私の想像を超えているのは、自らの選んだベストの投資を処分して、悪い事態に備えようとする投資家の気持ちである。
もし、金融の全面的な大崩壊が襲ってきたら、銀行にあるお金だって、株券とおなじくらい使いものにならなくなってしまう。
一方、大崩壊が襲ってこない場合、価値ある資産を売ってしまうような「注意深さ」は、実は一番「無謀」な行為なのである。

出典・引用
ピーター・リンチ著「株式投資の法則」p131
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