ウォーレン・バフェット|将来発展するであろうクーポン

企業もまた将来発展するであろうクーポンを持っている。
唯一の問題はそれが証書に印刷されていないことだ。
したがって、これらのクーポンがどうなるかを予測するのは投資家次第である。

出典・引用
ロバート・G・ハグストローム著「バフェットのポートフォリオ」p111
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ウォーレン・バフェット

ロバート・G・ハグストローム著「バフェットのポートフォリオ」p111

「いかなる企業を見る場合でも、今後100年にわたって、あるいはその企業が消滅するまで、企業とその所有者の間の将来のキャッシュ・インフローとアウトフローを予測し、それから妥当な金利で現在の価値に割り引くことができれば、それが内在価値の数字である」

「企業もまた将来発展するであろうクーポンを持っている。唯一の問題はそれが証書に印刷されていないことだ。したがって、これらのクーポンがどうなるかを予測するのは投資家次第である」
クーポンの額を予測することは、二つの数字の問題である。すなわち、将来のありうべき利益とこの将来の利益を現在価値に割り引く還元率である。第二の数字、還元率については、バフェットは一般的に現行の長期国債を用いている。なぜなら、米国政府がそのクーポンを次の三十年間に支払う確実度は事実上100%であり、これはリスクフリーの利率といえるからである。

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