本間宗久著「宗久翁相場全集」16/100
商い急ぐべからずとは、天井値段底値段を見ることなり。
踏み出し大切とは、考の外のこと出る者なればなり。
天井底を知る時は、利運にして損なきの理なり。
利運の米は、強欲を思わず、百表上げを見切り、商仕廻、四五十日休むべし。
休むと云ふは、底値段を見るの理なり。
前後よくよく考え、受用すべし。
商仕廻は商いを手仕舞うこと。
商い急ぐべからずとは、天井値段底値段を見ることなり。
踏み出し大切とは、考の外のこと出る者なればなり。
天井底を知る時は、利運にして損なきの理なり。
利運の米は、強欲を思わず、百表上げを見切り、商仕廻、四五十日休むべし。
休むと云ふは、底値段を見るの理なり。
前後よくよく考え、受用すべし。
商仕廻は商いを手仕舞うこと。