相場格言第167条|時機の来るまで相場をする勿れ
時機の来るまで相場をする勿れ。
平生早く勝利を得たき物なれども、毎日の相場を考へ了簡なくば幾日にても休み、一心に徹したる時、商ひすれば自然と勝利を得べし。
- 出典・引用
- 芳翠山人著「米穀株式相場の研究」28/38
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- 格言
芳翠山人著「米穀株式相場の研究」28/38
時機の来るまで相場をする勿れ。
義理を思ふは必要なれども義理ばかり思ふて相場の考を打ち忘れてはならぬ。
譬へ義理なきとても平生早く勝利を得たき物なれども、思ふ様にならず、それ故、義理も出来るなり。
兎角毎日の相場を考へ了簡なくば幾日にても休み、一心に徹したる時、商ひすれば自然と勝利を得べし、その時義理を達すべし。