バートン・マルキール|格好よく包装された狂気
格好よく包装された狂気は、あたかも素晴らしい英知のようだ。
- 出典・引用
- バートン・マルキール著「ウォール街のランダム・ウォーカー」p86
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バートン・マルキール著「ウォール街のランダム・ウォーカー」p86
信じがたいことだが、機関投資家のファンドマネジャーがついにブルーチップ株で投機を始めたわけだ。
(中略)
機関投資家のプロたちは、大企業の場合にはどんなに高成長でも八十倍とか九十倍の株価収益率を正当化するのは不可能だということを、すっかり忘れてしまったのだ。
ここでもまた、格好よく包装された狂気は、あたかも素晴らしい英知のようだという格言を、実証してみせたのである。