八木

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何が故に狼狽するや。
真実を外にして外事に迷ひ、積り方を知らずして法を立てることをせず。
早く取りたぐらんとせしが故なり。(相場格言第217条

其の務むべき事を務めず、其の謀るべきを謀らずして、其の過ちをするは、穴を掘りて其の中に自ら陥るに等し。
何ぞ遂ぐる所在らんや。(相場格言第173条

天井は二日とはせず能々考ふべし。(相場格言第172条

急に立身せんとする人、只だ一日に大金を儲くる様に心得て却って後悔するなり。(相場格言第171条

少しの損徳にも、昨日は運わるし、今日は運吉しなど云ひ、又た見切るべき商ひも見切らず、損徳を運に任せて却って後悔す。(相場格言第170条

米商と申す者は、天地自然の道理を詰め高下致すものに候へば、此の道理を考へ候ふ上は、一年に四五度ならで商ひいたす所、之れ無き者に候。(相場格言第168条

損得に狼狽するなかれ。
只だ剛欲に富貴を願ふといへども、一心に研究する人稀なり。
相場に格別に思慮もせず、大手の商ひに恐れ他人の談に迷ひ、少の損得に狼狽す、慎むべし。(相場格言第164条

気に当たると云ふことあり。
譬へば売り米之れ有る時、ふと上がるべきと気に答ふることある者なり。
其の日必ず米一杯にすべし、翌日にても買ひ直しある者なり。
買ひ米有る時も此の心得なり。(相場格言第163条

下がる相場は安値にて持ち合ひ、段々と下がるなり。
それ故、弱気の人は戻り有らば売るべしと、値を持って売り後くるること多し。(相場格言第161条

上がる相場はうねりて上がるなり。
とかく高値にて持ち合はず押して持ち合ふなり。(相場格言第160条

見込み違ひたりと思はば速やかに手仕舞ひすべし。
過ちを改むるに憚るなかれ。(相場格言第159条

もうはまだなり、まだはもうなりと云ふことあり。
此の心はたとへばもう底にて上がるべきと進み立ちたるとき、まだなりと云ふ心を今一応ひかへ見るべし、未だ底ならず下るべきと思ふ時、もうの心を考ふべし。(相場格言第158条

物は動極まって静に帰り、静極まって又た動く、米相場も之に同じ。(相場格言第134条

内緒に義理ある借金などある人、何月何日までに儲けねばならぬと性急に商ひする人あれど、是れ戒むべきなり。
十分に練りに練りて、時節を待ちてさへ勝利得難きに、かくの如き商ひ、豈に勝利を得べけんや。(相場格言第10条

人、皆な損すれども、其の損する所以を知らず、過てども其の過ちの基を知らず。
人、皆な益を欲すれども、其の益する所以を知らず、いわゆる喰うて其の味を知らざるなり。(相場格言第8条

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