格言

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時変により高下せし相場は容易に手出しすべからず。
かかる場合は油断なく探査に注意を加へ而して相場の行き当たる処を狙ふべし。
若し判然たる見極め付かざる時は決して手出しせざるものとす。(相場格言第32条

売り買い商いを付け出さんとする時、想外の相場出づる事あり、其の節は相場の落ち付きを見て仕掛くべし。
若し軽卒に仕掛くるときは踏み出しより手違いになり、困難に至ることあり、慎まざるべからず。(相場格言第31条

勝利の暁と失敗の時は何れも休戦するは斯道の本則なり。(相場格言第30条

たしかな処を見据え候らはば、人々に拘らずして、売り買い致すべし。
存念は決して人に語るべからず、是れ大極意なり。(相場格言第29条

底ねらひ天井ねらひ売り買いすること、専ら心掛くべし。(相場格言第28条

人気と通ひの相場に心を動かさず、天井と底とを考ふるぞ、第一なり。(相場格言第27条

高下共、五分一割は乗るがよし、中墨過ぎて、乗るは馬鹿なり。(相場格言第26条

利運の米は強欲を思わず、百表上げを見切り、商い手仕舞い、四五十日休むべし。(相場格言第25条

米商いは、踏み出し大切なり。
踏み出し悪しき時は、決して手違いになるなり。
又た商い進み急ぐべからず、急ぐ時は踏み出し悪しきと同じ。
売り買い共、今日より外、商場なしと進み立つ時、三日待つべし。(相場格言第24条

いつとても売り落城の高峠、恐いところを売るが極意ぞ。(相場格言第23条

いつとても買ひ落城の弱峠、こわいところを買ふが極意ぞ。(相場格言第22条

千人が千人ながら強気なら、下るべき理を含む米なり。(相場格言第21条

万人が万人ながら弱気なら、上るべき理を含む米なり。(相場格言第20条

高安の理は空理にて眼に見えず、かたちも影もなきものが體。(相場格言第19条

盛況の極端に走る時は何人も、いまだ昂進するものと思惟するは免れざるの感情なれば、この時において注意すべし。
物に盛衰あるは天地間の通則にして、これを免がるること能はざればなり。(相場格言第18条

買米の有る時は終始強気張り、売米ある時は弱気に片寄るものなり。
この時自己を棄てて虚心平気となるべし。(相場格言第17条

相場に就いて自己の意見を吐く勿れ。
一言の檄も大害を来たすべし。
自己の為さんとする事は、其の為し終るまで人に語る勿れ。(相場格言第16条

相場の大勢を察せず、儲けたき一心のみにて商ひを仕掛けるは非なり。(相場格言第15条

相場は尚ほ用兵の如し。
一金を失ふは一兵を失ふなり。
豈に軽挙無謀、妄りに兵を操縦すべけんや。(相場格言第14条

相場の高下は人力の及ぶ所にあらず。
一人の力を以て為すは、成らざる道理と知るべし。(相場格言第13条

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